旦那様は御曹司!? 下

「和樹さんの誕生日のことなんだけど…」

和樹さんの誕生日、その言葉がでたとたん、ハナの顔が暗くなった。


「ハナ?…何かあるの?」

ハナはなにもいわない。


「お願い、教えてハナ。」

ハナははじめは黙っていたけど、あたしがしつこく尋ねると、諦めたかのように話し始めた。
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