旦那様は御曹司!? 下

そっと頬の涙の跡を拭う。

「ん…」

やばい、起きたか?


けど、起きる様子はなく、優華は寝返りをうち、再び寝息を立て始めた。


「もう…松本と一緒にいても、なにも…言わないから。」

眠る優華にそう声をかけて、俺は寝室を出た。
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