先生、約束です。
6.おまけ 【さらに3年が経ち…】






「うっ…ぐ……! れーいー‼」




「どうしたぁ?」






2階の部屋から声がした後、ドタバタと階段を下りる音が聞こえた。






「どうしたんだ? どっか具合でも悪い?」




「うん…なんか、気分が悪くって。」



「ま、マジか! 早く病院に行こう‼」




「そうだね……あっ……。」




「あっ、明奈っ!!?」






それから私の視界はぼやけて、玲の声は遠ざかっていった。





< 28 / 36 >

この作品をシェア

pagetop