夜蝶 Ⅱ


愛「樹、強くなったね。」



樹「愛美さんが荷物を半分持ち
  降ろす手伝いをしてくれたからです。」



そう言うと彼女はやさしく笑った。



僕の恋は間違ってなかったよ。




愛美さん。僕はあなたが幼いころ
幸せに包まれていた時を知っている。


そしてその天使のような頬笑みに
幼い僕は一度恋をしているんです。



あなたは覚えているでしょうか?



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