@恋。
「…っ」

溢れだす感情。
言葉にならない想い。


こんな私に、光くんが好きと言ってくれた。

光くんに、好きになってもらえるなんて…。

信じられないような、奇跡が起きた。


「いつの間にか僕の中で、高山さんの存在が大きくなってたんだ。高山さん、これからもずっと、僕の側にいてほしい…」


私は泣きながら頷き、

「私も…光くんが好き。ずっと、ずっと好きだった。大好きだよっ…!」

素直な想いを、光くんに伝えた。


光くんは優しく微笑むと、そっと私を抱き締めてくれた。
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