大丈夫は禁止
俺が家に着くと良い臭いがした。

和「ただいまぁ」

返事がない。リビングに入るとソファーを背もたれに、床に座ってテレビを見てる絢音がいた。

和「絢音ただいま。琴音は?」

絢「和兄お帰りなさい。琴音なら部屋で勉強してるよ」

返事を返す絢音の顔が少し赤かった。

和「絢音しんどくないか?」

俺は絢音の額に手をやった。微熱ってとこか。

和「とりあえず、部屋に行くよ」

琴音の邪魔になるからと首を横に振る絢音を抱き上げ部屋に向かった。

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