キミの翼が羽ばたく時。
しばらくしてファミレスから出ると、もう外は夕日に包まれていた。
「ふぅ~…遊園地まだあいてるし、最後に観覧車でも乗るか!」
お兄ちゃんがニッと笑う。
「うん!」
遊園地は、もう夕方なせいか子供は減り、大人のカップルが増えてきていた。
「急がないと混んじゃうよ~」
私はお兄ちゃんの手を引いて観覧車に乗り込んだ。
もちろん観覧車も、初めてだった。
「…キレイ~!」
私は観覧車の窓から外の光景を見て、うっとりしていた。
外がだんだんと夕日の色に染まっていく。
そこにいる人たちの色が、景色が、みんな夕日の色に染まっていく。
その光景が、とってもキレイに思えた。
「本当キレイだな~…夕方の観覧車も結構いいかもな!」
お兄ちゃんもそう思っていたらしい。
お兄ちゃんの顔も、優しく夕日の色に変わっていく。
チラとお兄ちゃんの方を見つめる。
お兄ちゃんは景色ではなく私の方を見つめて微笑んでいた。
お兄ちゃん…大好き~…
って、え?
「ふぅ~…遊園地まだあいてるし、最後に観覧車でも乗るか!」
お兄ちゃんがニッと笑う。
「うん!」
遊園地は、もう夕方なせいか子供は減り、大人のカップルが増えてきていた。
「急がないと混んじゃうよ~」
私はお兄ちゃんの手を引いて観覧車に乗り込んだ。
もちろん観覧車も、初めてだった。
「…キレイ~!」
私は観覧車の窓から外の光景を見て、うっとりしていた。
外がだんだんと夕日の色に染まっていく。
そこにいる人たちの色が、景色が、みんな夕日の色に染まっていく。
その光景が、とってもキレイに思えた。
「本当キレイだな~…夕方の観覧車も結構いいかもな!」
お兄ちゃんもそう思っていたらしい。
お兄ちゃんの顔も、優しく夕日の色に変わっていく。
チラとお兄ちゃんの方を見つめる。
お兄ちゃんは景色ではなく私の方を見つめて微笑んでいた。
お兄ちゃん…大好き~…
って、え?