キミの翼が羽ばたく時。
「あ! じゃあみんなで受験勉強しようよ!」
私が手をポンッと打って言った。
「へ?」
…それは、今朝の出来事。
「…で、どうしてウチに?」
額に汗をかいてそう言ったのはお兄ちゃん。
私は、真子、里、晃を受験勉強会場として、私の家をすすめたのだった。
「は~! ここ広ぇなぁ。」
晃が好奇心旺盛にあたりを見回す。
「こっこんにちはお兄さん!」
里と真子が顔を赤くしてお兄ちゃんに挨拶をする。
「とりあえず…雫の部屋でも…」
お兄ちゃんは混乱しながらも私たちを室内へ入れてくれた。
< 52 / 70 >

この作品をシェア

pagetop