キライキライも好きのうち
アイツの本性
次の日 事件は起こった




「ちょ・・・   や・・・」




強引に唇を求めるコイツ
唇の隙間から 舌を滑らせる



胸を叩いて抵抗しても むなしく掴まって壁に押し付けられた状態に




「・・・ん・」




苦しい・・









そう 何でこんな事になってるかと言うと
15分前まで遡る




体育館の入り口の前で 3年の先輩に告白をされていた
名前も知らない人だったから もちろん断った



それを見ていたコイツが キレた



私が笑顔を見せたから・・・



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