初恋の君は俺様エース


「紘斗っ…………わっ。」


ポスッと紘斗の胸の中に落ちる私。


「ちょっと、離してっ!」

「嫌だ。」


とっても強引だけど。


「好きだよ、嘩琳。」


私の好きな人。

私を想ってくれる愛しい人。


「んっ…………………」


私と紘斗の唇がとろけるように重なった。


恋愛にも男にも興味がなくて、無愛想で。
恋なんかしたこと無かった私に、
人を好きになることを教えてくれた人。

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