君が嘘をついた理由。

「何も間違ったこと言ってないけどー?」


あははっと笑いながらからかってくる理香。


ほんと、止めて欲しい。


「・・・あっこから抜けられそうにはないし、安心して見学できそうね」

一応は心配しててくれたみたいだから、本気で怒れないのが悔しい。


あぁ、でも。理香の言った通り、そのあとは若い先生に目がない女の子たちのおかげで心配することなく見学することができた。



たまに位置確認(そんなことしなくても話し声でわかっちゃうこともあるんだけど)


として確認した陽太は


どこでも楽しそうに話をしていた。



……本当に歴史が好きなんだなぁ。と思うほど。

たまに家でも私が暇で本棚の本を読んでいると

嬉しそうに解説してくれる。




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