恋愛トルネード

暴風警報発令!

おいおいおい、マッテクレヨー。
頭が可笑しくなりそうだ。
どうすればいんだぁー。
よし、ここはスルーしよう。

桜の横を通りすぎた直後、ある言葉が耳に入ってきた。

「話しかけもしないんだ。」

その言葉が聞こえた時、足が止まりそうになった。

話す言葉が見つからなかった。

だから俺は、そのまま歩いていった。



「別れるとこんなにも変わるんだ。」と小さな声で。
今、私の心の感情は酷く汚れていると思う。だってこんなことを口走っちゃったのだから。

「いつか、痛い目に遭わしてやる。」




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