僕等、リア充撲滅部!
やばい、皆、引いている

俺は、ポケットからスマホを取り出した

「あは、はは。友達の声にきまってる
 じゃないか…」

「なーんだ!録音してたんだー」

「………楓、やる気ある?」

「す、すみません」

理絵、怖いヨォぉ

「………なんか、その声、聞いたことあるな」

皐月がボソリと言った

「と、とりあえず、明日は
 真面目に頑張りますから!ね?!」

「……………優勝できなかったら……
 潰「わぁわあーーー!聞きとうない!」

俺は両耳を塞ぐ

「それじゃ、今日は、終わりにしましょうか」

藤岡はパンパンと手を叩いた

「明日、頑張ってくださいね!」

奏多と俺の手を握って微笑んだ

「「頑張ります!」」

奏多と俺は力強くそう言った





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