僕等、リア充撲滅部!
そういえば、負けたほうが勝ったほうの

言うことを聞くルールだったっけ

「...別に髪とか整えてくれたから
 もういいよ」

楓ははにかんでそういった

「え...?」

龍橋はきょとんとしている

「なぁ、お前ら」

楓が俺たちを見る

皆と俺はうなずいた

「貴方たち...」

「だからもう帰った帰った!」

楓は立ち上がり龍橋の背中を軽く押した

「...ありがとう」

龍橋はそう言って部室から出て行った

「よし!また平和がおとずれるううう!」

俺は伸びをした

「...そうだね、やっと」

西崎さんは小さく笑った

「よし!今日はファミレスで打ち上げだ!」

「「「「「おー!」」」」」

ガラガラ

「あのー、すみません。
 盛り上がってるところ申し訳ないですけど
 つぶしてほしいリア充がいるんですけど...
 いいですか?」

一人の男子生徒がそういった

「どうぞ...」

俺たちの平和はまだまだ先のようだ...
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