僕等、リア充撲滅部!
「あ、あなたが新任の...」

「はい、青崎桜<アオザキ サクラ>です
 よろしくお願いします」

「あ、俺...じゃなくて僕は長谷川楓です」

「えッ...」

彼女は驚いたような顔をした

「......?...とりあえず、案内しますね」

「はい、お願いします...。」

俺は後ろへ振り向いて歩き始める

「......かっこよくなったね、楓くん」

後ろからボソッと何か聞こえたような気がした

「なにか言いました?」

気になったので顔だけ彼女の方へを向ける

「いいえ、何も...」

彼女は頬を赤く染めながら嬉しそうに

やさしく微笑んだ










   







END
< 324 / 325 >

この作品をシェア

pagetop