インビジブル・ビート
きみの、わたしの、
 


そういえばわたしたち、手を繋いで歩いたことないよなあ。


お互いの指を絡ませているか、はたまたガッチリ腕を組んでいるか。そんな仲良しカップルを見かけたときに、ぼんやり思ったりすることはあったけれど。


なんかこう、ひしひしと、身に染みて感じたのは今日がはじめてかもしれない。



 
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