クールな彼女


仲良く2人で話をしている声はとても楽しそうで毎日が充実している感じだった。


そんな2人の声を聞きながら私はいいなぁ…とひたすら思った。



私には友達がいない。

本当にいない。


小さい頃から私は人とうまく付き合うことはできず、なかなか馴染めなかった。


そのせいで同年代の子にどう接していいかわからずに戸惑ってしまった。


そして戸惑った結果…クールに振る舞ってしまった。



そのせいで、ついてしまった異名は『氷の女王』


誰も寄せ付けない、誰にも心を通わせない…。



そう周りで噂をされ私は今までで一度も友達ができた試しがない。



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