【完】幼馴染み≠彼氏＝幼馴染み

彼氏＝幼馴染み

もう、何が何だか分からない
私は私と圭に向けられる
大勢の視線に気づいていなかった。




「美那？」




ハッとしたときには、
不安そうな目を私に
向けている圭がいた。


「あ、ごめん」




「い、いや・・
別に謝られてもな？
難しそうな顔してたから。」



変な空気が私たちを包んだ。






「ちょっと、考え事してて」



私は笑えてる？


何かを不安に思っている
自分に気づいていた。



早く気づかなきゃいけない気がして・・・



「何かあったのか？
さっきの女に何かされたのか？」




私は首をフルフルと小さく横に振った。