16時20分発、各駅停車。
向かい側の席
すごいことになっているであろう
自分の顔面なんか気にせず、
全力で階段を駆け上っていた。

でも、そんな努力虚しく、
わたしの最寄り駅までまっすぐ

行ってくれるはずの急行は
目の前で閉まってしまった。


(あー……、もう。)
「はぁ…」


次の電車まで、あと10分ある。

溜め息を無意識に吐いた。
目の前で閉まっちゃうって、何だか

よくわからないけど悔しくなる。
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