この恋が永遠になりますように

杏side


あたし達は席についてしばらくしてから式のために体育館への移動の放送がかけられた。


「杏ー、入学式どーする?バックれる?」


「んー、そだね。挨拶もめんどいし屋上にでもバックれようか。」


あたしの言う挨拶は、新入生代表の奴。


これはどこの学校も同じだと思うけど、入試の点数の良いものがすることになってる。


あたしはそれに選ばれていたのだ。


でも、そんなの考えてない。


だってめんどいじゃん?


なら、真琴と一緒にサボってる方が楽だし♪

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