この恋が永遠になりますように

憐side



俺は今昂輝たちと音楽室にいた。


ここはいわゆるたまり場


この校舎に立ち入るものなんていない。


そう分かってるから先代からここを受け継いだ。


でも…


ガタン


誰もこの校舎で俺たち以外の気配を俺は感じた。


それは俺の勘違いではなく昂輝たちも察したらしい。


「隣の空き教室だね。」


昂輝が静かに呟く。


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