正反対な2人〜双子は最強陰陽師〜



手を振った花鈴は気付いてない。





自分が手を振ったからだと。





振られた方は全員自分に振ってくれたと、勘違いをしているのだ。





「罪な子ね花鈴は」




分かってない花鈴を見て溜息を吐く茉莉
花であった。





ーーピピーッ!!!





「50対47で1組の勝ち‼︎」




バスケは3点差で1組が勝ったのでした。





「花鈴〜‼︎勝ったよ、勝ったよ‼︎」




試合が終わってからすぐにきた郁斗。





「うん。オメデトウ」




「プッ‼︎花鈴、片言じゃない‼︎」




あはは‼︎と再び笑い出す茉莉花。





「で⁇郁斗くんは一体何がしたいのかな」




冷ややかに茉莉花と郁斗をみる。





さすがになんとなく察しますよ。





ここまでされたら、何か企んでるとしか考えられない。





「郁が普段は絶対にやらない様なキャラをやってる時点で可笑しいのよ」




「……あれ、バレた⁇」




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