雷神×最強姫?!~最強かっぷる~

*仲間って所詮そんなもの*





*仲間って所詮そんなもの*




流星を潰してから私達は翔の運ばれた病院に向かったーー…


向かってる途中芯の運転は いつもより荒々しくて、芯も、翔を心配してることが強くわかった。


…ー私の不注意で、ごめんなさい……。



瑠愛「ーっ……れ、ん」



隣にいて肩を抱いて無表情の蓮を見た。



蓮は無表情でこちらを見てから目を見開く。



瑠愛「…ッ~~や……だッよ」



蓮「瑠愛?」




私は頭を抱える。
私の思い出したくない事を思い出してしまったー…。。



家族…。
思い出したくなかった。
こんな事で……。





瑠愛「……ハッ…た、す…けて」



蓮の裾を顔に押し当てて涙を流す私に蓮の顔は見えない。


…ー、だけどその私の肩を抱く手が…強かったんだ。





蓮「瑠愛!!しっかりしろ」



そういうけど…



瑠愛「私が…翔を殺……した、の?」



無意識に出てたこの言葉…


一度行ってしまった言葉を取り返すことは出来ない…






蓮「余計な事は考えんじゃねぇ。


お前のせいでも翔の、せいでも何でもねぇ。


俺が責任とってやる」








あぁー…何でそんなに、優しいの?




私に…その優しさは ないんだろうか?




何か…強さ以外に




蓮みたいに優しさに包まれていたいのにー…。





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