俺様同居人はキス魔です!?


あいつは、そんな爽やか少年と俺が同一人物なことを信じられねーみたいで、


今日の自己紹介の時と同じように、ニコッと微笑んだら、
なんで爽やかな時と違うのかってまた聞いてきて、


「そりゃあ…──────


───あれが偽物だからに決まってんじゃん」


と答えたら、それでも理解できねー様子で、

ほんとにこいつバカだなと思った。


素を出してしまったからには、

ハッキリ俺の本性教えとかねーとなと思い、


「つまり、あれは、猫かぶった俺で…


───────本当の俺は、こっちだから」




あいつの目の前にしゃがんで、何気なく後頭部に手を回し、顔を近づけた。


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