北条くんの日常


「ふふ、よく似てるって言われない?」

「あーそうかも小さい時は妹だと間違われてたしなー」

「妹って」


そう言って、くすり、とわらった。


「え、?」

「ん?なに」

すぐに表情は戻ったけれど、確かに笑った…よな、今。

えっえぇぇ…!

制服じゃない高梨とか、いつもと違って髪がくるくるした高梨とか、きっとメイクもしてるだろう高梨に。

さらに笑う高梨なんて。

もうそれがクリスマスプレゼントにしか思えなくて、玄関先で1人喜びをかみしめた。

< 66 / 96 >

この作品をシェア

pagetop