続・危険なキス
 
「麻衣子」
「なにぃ?」
「こんなあたしと、仲良くしてくれてありがとね」


自分の胸の中で泣きじゃくる麻衣子の背中をさすりながら、今ある素直な気持ちを伝えた。

麻衣子は目を丸くさせて驚きながらも、


「あああたしだってっ……
 紫乃みたいな友達ができて、本当に幸せだよっ……」

「麻衣子……あたしもだよ」


いつも素直な麻衣子だけど、
今日ほどその言葉を聞けて嬉しかった日はない。



あたしと違って
明るくて優しくて可愛い麻衣子。


あたしがいなくたって、きっとすぐに他のこと仲良くできた。

だけどいつもあたしの傍にいてくれて
ライバルでありながらも背中を押してくれて、励ましてくれて……



「……っ」

「ちょっ…泣かないでよぉ……紫乃ぉ……」

「泣いて…ないっ……」



あたしの高校生活は
麻衣子がいたから楽しかったんだよ。
 
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