続・危険なキス
 
奏人から、逃げるなんて無理。


だって

逃げようなんて思えないから。




だけど、ここはやっぱり
素直に言ってあげない。





「なら……

 絶対に離さないでっ……」



「じゃあ…覚悟するんだな」





逃げるなんて無理。


だってもう
あたしの体は


奏人の愛撫ナシではいられないから―――。





          ~fin.~
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