猫みたいな君



『....ほぇ?』

『だから、マネージャー』

『マネージャー??』

『なってよ』

『なんでよ』

『いいじゃん、なれよ』

『だから、なんでよ』




『...お前が、気に入ったから』(ボソッ)




普段なら絶対聞こえないような声の小ささ


でも静まった体育館には充分だった




『それって告白?』


『違う』


『違うの?』


『違ぇよ...ってかどうでもいいだろっ』



あれ?顔赤い?

ふふっ、なんか可愛い


『いいよ、マネージャー、やってあげる!』




『おう!これからよろしくな?』



『こちらこそ!』





高校一年生、春。

夕暮れの体育館で
二人の新しい関係は始まったのです




< 8 / 48 >

この作品をシェア

pagetop