Colorful Diaryー詩ー
詩 break
大切なものを

失った

弱く儚いものと

知っていた

それなのに

僕の言葉は

君にとって

凶器に

かわっていたんだね

酷く傷付けた

今更だけど

君を愛してた

大切なものを

修復するには

足りない

何かがあって

でもそれに

気付かない

僕は愚かもの

ガラスのように

激しく

シャボン玉のように

静かに壊れた

君と歩む運命

自分を呪った

君を憎んだ

縮まってゆく

僕の心の何か

お門違いな

言い訳ばかりが

僕を慰める

大切な何かは

きっと

君の中にあって

もしくは君自身で

考えても考えても

わからないし

無意味なこと

だってもう君はいない

次なんて有り得ない

今でも確かに解ること

それは

君を愛していたのに

愛せていなかった

矛盾があったこと

ただそれだけ

ごめんな

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