Colorful Diaryー詩ー
詩 若輩者
若者ってさ

羨ましいよ

勢いがあるよ

物欲食欲精欲もさ

活力ってやつ?

私利私欲のために

動くって大事だって

気づかされたよ

若輩者の僕だけど

空はモノクロに

みえるんだ

いつからか

人生には壁があるって

自分で壁をつくってさ

道のりがながくて

辿り着けないことを

言い訳にしてさ

休んでばっかりの

つまんない人生さ

若者は輝いてるよ

実際に輝いてなんか

いたら気持ち悪いけど

僕には七色に見えるよ

社会人になってさ

見失ったのは

夢とか希望とかじゃ

なくってさ

もっと根本的なとこに

あってもっと

小難しいもの

なんじゃないかって

悩んでみても

すぐ探すことを

やめてしまう

そんな自分が

嫌になって

何も見ないように

また逃げて

そんな繰り返しの中に

活力なんか

見つかるわけが

なくってさ

もう腐ってるよね

叫びながら走り出して

人目も気にせず

歌ってみようか

いずれどっかで

僕は若輩者ですら

なくなるだろう

落ちこぼれ

サラリーマンと

呼ばれても

ずっと僕は僕のままで

空は黒一色になって

若者には

目も当てられない

そんな未来が

手にとるように

みえるんだ

そんな状況を

打破するために

そうだな

活力って言葉を

パソコンで

検索でもしてみようかな
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