Colorful Diaryー詩ー
詩 何かをみつけるために
いらつきを

抑えるために

バイクにのった

高速道路に入ると

余計思い出すんだ

日頃の鬱憤

アクセルを

全開まで捻り

メーターは

280キロをさしていた

後ろから

サイレンが

聞こえる

気にすることはない

追い付かれる

ことなんて

ないんだから

溜まった鬱憤を

晴らしたときに

空っぽな自分を

見つけた

僕には何も

残っていない

ただあるのは

バイクの振動で

痺れた手の感覚と

マフラーの熱気

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