金色・銀色王子さま
あれから数日。
やっと引っ越ししてから落ち着いた休日。
手付かずのままだった雑貨や洋服の整理、布団を干したりとやることは沢山。
ベランダに出て秋の空気をいっぱい吸い込んでると元気の良い声が聞こえた。
「あっ、麻衣ちゃんー!」
下を覗くと大きく手を振った不破カイト。
「あ、不破くん。おはよう」
「不破くんはやめてよ、カイトね!カイト!」
…はいはい、そう思いながらも同い年とは思えない無邪気さが気を許してしまう。
カイトは相変わらずお洒落だ。カジュアルなのも、モノトーンも似合う。
マウンテンバイクも何だか洒落てるし。
「麻衣ちゃん掃除頑張ってんねー。手伝いに行こうか?」
そのお言葉有り難かったけど、振り返って見た部屋の中はとても見せられる状態じゃない。
「だ、大丈夫!ありがとう!用があって外にいるんじゃないの?」
「まぁ~ちょっとサイクリングかなっ。今度一緒に行こうぜ、近くに良い場所あるんだ」
「じゃあ、自転車持ってないから買ってからね」
「いいじゃん、俺の後ろに立ち乗りでもっ」
そう言ってカイトは約束ね!と言って去った。
そんなことサラッと言うなっつーの。
ドキッとしちゃう自分が悔しい。
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やっと引っ越ししてから落ち着いた休日。
手付かずのままだった雑貨や洋服の整理、布団を干したりとやることは沢山。
ベランダに出て秋の空気をいっぱい吸い込んでると元気の良い声が聞こえた。
「あっ、麻衣ちゃんー!」
下を覗くと大きく手を振った不破カイト。
「あ、不破くん。おはよう」
「不破くんはやめてよ、カイトね!カイト!」
…はいはい、そう思いながらも同い年とは思えない無邪気さが気を許してしまう。
カイトは相変わらずお洒落だ。カジュアルなのも、モノトーンも似合う。
マウンテンバイクも何だか洒落てるし。
「麻衣ちゃん掃除頑張ってんねー。手伝いに行こうか?」
そのお言葉有り難かったけど、振り返って見た部屋の中はとても見せられる状態じゃない。
「だ、大丈夫!ありがとう!用があって外にいるんじゃないの?」
「まぁ~ちょっとサイクリングかなっ。今度一緒に行こうぜ、近くに良い場所あるんだ」
「じゃあ、自転車持ってないから買ってからね」
「いいじゃん、俺の後ろに立ち乗りでもっ」
そう言ってカイトは約束ね!と言って去った。
そんなことサラッと言うなっつーの。
ドキッとしちゃう自分が悔しい。
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