好きなんて、言えるかよ。


そう言うと、私は咲にすべてを話した。


こんなに毎日いなくなってたらいつかはバレるし

それに、咲なら全部聞いてくれると思ったから。


それを聞き終えた咲は言葉が出ないみたいだった。


「意外すぎ……高村くんがそんな性格悪かったなんて」


「うん、そんなやつと班一緒って本当申し訳ないんだけど」


「ううん、どうせクラスでは優しいし

面白そうだし、いいじゃん!」


咲は快くオッケーしてくれた。

ちょっと楽しんでるみたいだけど。


そして6時間目ー。


「これから班決めをします。

まずは自由に班を作って下さい」



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