好きなんでしょ?



その子には優しい声を出すんだね…






「で、なに?」



「あ、やっぱ、なんでもないや」






また、無理だった



「もう、もどるね。」



「うん。」



涙があふれるのをこらえて

その場を後にする。




ドアを閉める前に聞こえた

可愛い声…



「今日、あそぼ~♡」



「別に、いーけど」



「やったぁ~」







もうつらい…



こんな思いするなら別れた方



絶対まし。


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