LOVE&FANTASY 嗚呼、結婚!(加筆修正版)
「でもコレ! 黒だよ黒? しかも胸元の飾りはドクロのデザインだし」
「最高級の証だって事だよ」
「これがー? それにしてもこのドレス、何だか喪服みたーい」
「失礼な。喪服じゃないよコレ。バルクでの挙式衣装はね、黒と決まっているの。男の方も、ドラキュラ男爵が着るような黒のタキシードだしね」
我を忘れ、自分のドレス姿を見る里美。
顔のメークは独特だし、まるで別人。
ちょっと薄暗い感じの白のメークに、目には付け睫毛とアイシャドー。
ブラックの口紅…
とまあ見るからに魔女的なイメージだと言えよう。
「何だか私…、本当に魔女になったような気持ちになってしまう」
「グットじゃない? 里美も魔女に相応しい女だよ」
「最高級の証だって事だよ」
「これがー? それにしてもこのドレス、何だか喪服みたーい」
「失礼な。喪服じゃないよコレ。バルクでの挙式衣装はね、黒と決まっているの。男の方も、ドラキュラ男爵が着るような黒のタキシードだしね」
我を忘れ、自分のドレス姿を見る里美。
顔のメークは独特だし、まるで別人。
ちょっと薄暗い感じの白のメークに、目には付け睫毛とアイシャドー。
ブラックの口紅…
とまあ見るからに魔女的なイメージだと言えよう。
「何だか私…、本当に魔女になったような気持ちになってしまう」
「グットじゃない? 里美も魔女に相応しい女だよ」