愛し*愛しの旦那サマ。
強く、
だけど、優しくて、温かい―…
臣くんの腕がぎゅーっと私の身体を包む。
「驚いた……?」
「当たり前だろ……」
「ごめんね、二日間も黙ってて……でも、何だか今日、臣くんに伝えたくて……」
本当は“おめでた”って判った瞬間に、臣くんに直ぐに伝えようともした。
けどね、
式の直前に伝えるのも素敵だなって思って、このタイミングを物凄く物凄くドキドキしながら待ってた。
「臣くん、今のご感想をどうぞ……」
「そんなの決まってるだろ。最高に―…」
“最高に嬉しいよ”
臣くんはそう言うと、とても優しい微笑みで、
私に一足早い口付けをくれた。
「ねぇ、臣くん」
「次は何だよ」
「愛してる」
「……知ってる」
「臣くんは?」
「何時も言ってる通り」
「もぉ、何それぇ……」
臣くんってば、ホント手ごわいなぁ~…
まぁ、そんなトコロもたまらな~く好きなんだけどね。
そんなことを思って私は表情を緩ませ続ける。
そして、そんな私にもう一度、
臣くんは優しいキスをくれた。