青いフルーツ
「へっ??」


いつもと変わらない笑顔でまた歩き出す南。


「そんなこと関係ないじゃん。オレは七海の全部が好きでコクったから。だから、七海の過去も全部が好きだよ。そんなことでオレが七海のこと嫌いになるとでも思った??」



「南〜〜!!」


あたしは南の体に抱きついた。


「おぃおぃ///」


「南が彼氏でよかった〜!!大好き☆★」


南はあたしの頭をなでると、あたしを体から離した。


「オレも七海のこと大好き」



南はハニカンで笑った。




オレンジの夕焼けが南の顔を焼かした。


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