初恋は空の色で

初めてのメール ✩空輝side✩


部活の体験が終わって家に帰るとケータイのランプが点滅してることに気づく…。

誰からだろう、なんて思いながら見ると…なんと!!なんとーっ!念願の華恋からだった!!

あ、確かジャージそのまんま預けたままだった…でもその結果日曜日は華恋と出かけられることになったし!!

やったーっなんてひとしきり喜んでる僕だけど…あることに気がつく…。

男女が二人で出かける=デート

。。。で、ででで…デート!!!!?

や…やばい…

ドクン…ドクン…ドクン…。

心臓が不安定な音を響かせる…。

服…いいの持ってたっけ…引越しの時に必要最低限のものしか持ってこなかったからなぁ…。

しょうがないな…。

カチカチカチカチカチカチカチカチ…。

『空輝➫山本、白空、月海

山本!白空!月海!

3人とも明日あいてる??

あいてなかったら、あかして!!w

お願いだから、ボクと一緒に服を選びに出かけて欲しいー!!』

少し待つと。

ーーーー♪

『白空➫月海、山本、空輝

明日…うん、明日なら空いてるかな?

服選び…てことは、もしかして華恋ちゃんとデートかな?

楽しんできてね♪』

『山本➫月海、白空、空輝

おう!しゃーねーなっ!!』

『月海➫山本、白空、空輝

仕方ないから付き合ってあげる。』

…さすが白空…頭いいだけあって察しが…(苦笑

明日…しっかり選ぼう…。
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