オフィスの甘い獣(ケダモノ)
もしかして…彼女が臣の秘書・細谷佑月さん?



彼女は右目のコンタクトを落としたらしい。



街のネオンは眩しいけど…

空は闇に染まっているし、この喧騒だ…



彼女の落としたコンタクトレンズは踏まれて粉々だろう…




左目だけの視力で見つめる彼女は俺を臣と間違えていた。



俺も否定せず…そのまま…彼女を馴染みのBARに誘う。




俺と臣のタイプの女はよく似ている。



俺も彼女に興味をそそった。
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