オフィスの甘い獣(ケダモノ)
「頭が痛い…」




早朝…部屋に戻ると臣がトイレと友達なって…便器に向かって吐いていた。



「調子に乗って飲むからだ…」



俺は臣に二日酔いの薬を渡した。



「…もうすぐ…出勤時間だぞ…」



「無理だ…今日から本格的に仕事だって言うのに…」



臣はそのままソファーに転がって…頭が痛いのかこめかみ辺りをさすっていた。




「…和…俺の代役で出勤してくれ」



「いきなりは無理だ…俺にだって立て込んだ案件がある…」




「…どんな案件だ?」



一つは臣も絡んでいた京都の老舗の呉服店の宣伝販促の立案。



「それなら…俺も判ってるし…出来るかもしれない…俺が和になって昼にライジングにいく」



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