〖短編〗アオゾラ。―101ページの思い出―
「ぴゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああ!!!!!!」
わたしはなんとも奇妙な声を上げてしまった。
「プッ…なんだそのマヌケな悲鳴。」
そして、音がしたほうから聞こえた声は、低くてあったかくて、とても心地良かった。
「せ、せんぱい~~~~~~~~~~…」
「ハイハイ、泣くなって。
置いていって悪かったな。
コレ、取り返してきてやった。」
そう言って差し出した先輩の手には、見慣れたわたしの靴があった。