俺の恋愛伝説
こんなふうに、まず女の子の顔を観察しちまうのは
昔からの癖。

花音とは違うかわいさだな。

「ん、よろしく-」

そういって、握手をもとめたら、
もう・・愛悠はそっぽを向いていた。


・・・天然?

そしたら、いきなり彼女は振り向いて
よろしくって、差し出したままだった右手を
左手で握ってきた。
< 12 / 20 >

この作品をシェア

pagetop