家庭内逆ハーレム!?〜前編〜

まさかですか.....






すると彪は黙ってしまった






少し怪訝な顔をする彼に私は問いかける






莉「何であの日居たの?今日からじゃないの?それに前に会ってるって?」







どういうこと?








そんな意味を含め目を見れば慈しむように彼はあたしに触れながら話し始めた
あの日の真実と忘れてしまった彼との出会いを














彪「あの日は下見。一応就職先だからね。それくらいはしないと。その時に莉緒を見つけて。少し魘されてたしヤバイと思ってね。」







そうだったのか








魘されてたから、か







彪「それと、過去に会ったのは確か君のお父さんの葬儀だったかな?その時に外で泣いてる君を見つけた。最初は迷子かと思ったけど違った。パパって叫ぶ君を見てほっとけなかった。そのまま道路に飛び出しそうな気がして。」







パパの葬儀







それは10年ほど前





パパの葬儀の途中で、彼の死に混乱したあたしは外に飛び出した






どうしてパパがいなくなるの?って






その時たまたま通りかかった男の子に言われたんだよね







"大丈夫。君のお父さんはちゃんといるよ






君の心の中にね"って











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