黒と白~正反対の世界~

少しだけ深まった絆

「わかるよ。私もそうだった」

「そうだった?」

そう言ったハクは悲しそうで

今にも泣きそうだった

「うん、私も闇に染まってた。でも、助けてくれた人がいた。その人が言ったんだ」

















「『前に進まなきゃ始まらない ずっと闇にいたら光なんて見えない。進め、光にいくために一歩踏み出せ』って」



















その言葉に、私は一滴涙を流した
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