アタシはゴミ収集車に恋をする
 目の前にとまった車の助手席の扉がひらく。



きたッ! どんなおっさんにアタシは連れさられてしまうんやろお…



「こんにちは。ゆなちゃんやんな? 乗ってや。」
昨日電話で聞いたショウさんの声だ。



「はい、そうです。じゃぁ、失礼します。」

体を少しかがめて、ショウさんの顔を確かめる。











え…?

















カ ッ コ い い ―――― (´艸`*)

 萌え(´艸`*)





いや、明らか31歳には見えないよ。26、7歳でしょ?





それに、風呂あがりだから、かすかに石鹸のいいにおいがする…








  萌え(´艸`*)







 そして、何よりメガネ。運転中限定のメガネ。








  まぢで萌え(´艸`*)

 はなぢでる












 心の中で、ショウさんのカッコよさにもだえ死になりそうになりながら、助手席に座った。
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