先生

太陽side

練習終わって夜ご飯も食べて、自由時間になった。

この時間に芽唯が記録ノートを持ってくるはずなのに来ない。

お風呂でも入ってんのか?

にしても遅いよな…

ピンポーン

部屋のチャイムが鳴った。

お、やっと来たか!

俺はすっかり芽唯だと思って扉を開けた。

「遅かったな……あれ?」

そこにいたのは芽唯ではなかった。

「ごめんね〜芽唯じゃなくて!」

山本だった。

「べ、別に吉岡だと思ってねぇよ。」

「どうだか〜?」

山本はニヤニヤしてる。

こいつには何言っても言い訳にしか聞こえないだろうな。




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