うさぎさんうさぎさん
うさぎはまたジェスチャーをする。
両手を合わせ頭を下げる。
「ごめんなさい?」
うんうんとうさぎは頷く。
そして、ここで待っててとまたジェスチャーした。
「はいはい分かったわよ」
どうせ暇だしねー。
何分か待つと青年が急いでやってきた。
この寒い季節だってのに、ほんのりと汗をかいている。
「すいませんっす!」
深々と勢い良く頭を下げている。
えーとこんな知り合いいないんだけど。
私に言ってないのかしらと、辺りを見渡す。