〜今、キミに伝えたい〜
4,初めて抱く感情
遊ぶ場所に決まったのは、あきの住んでいるマンションの近くの公園。
あきが提案した所だ。

人も少なく、遊具も少ない。
ある遊具は鉄棒だけという、実につまらない公園だった。

幼児にこさせるのなら、この公園は絶対オススメではない。


もちろん遊具は鉄棒しかないので、皆でしばらく鉄棒をした。

飽きると、たった一つしかないベンチに三人で座ってお喋りをした。


なんと今回は奇跡的に、愛海とたくさん喋ることが出来て気分が上がってきた時。

話に入れなくなっていたあきが、ぽつり、と言葉を漏らした。


「つまんないなあ」

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