【完】不器用なプレゼント♪~Happy X’mas~

なんだか甘すぎる…?

°・:.。★°・:.。☆°・:.。★°・:.。☆°・:.。★°


動物や植物、ハートなどの記号に模したものが光輝いている。

「きれい…」

恥ずかしいけど、カップル率が高い方に頑張って来て良かったと思える。

「あ、ここハートのゲートになってる~!」

さっきからひとりではしゃぎまくっている。

「転けないでね。俺を道連れにしないでね」

未だ手を繋いでいるので、私が転けると岩崎くんも転けてしまう。

「そんなに子供扱いしなくても…!」
「だってさっき転けそうになったじゃん」
「うっ…」

いたいところを突かれた。
実はさっき、危うく転けそうになったところを岩崎くんに助けてもらった。

何も言い返せない…と思いながらとぼとぼと歩いていると、

「ところでさ、そろそろ晩飯食べよ!」

強引に進行方向とは逆方向に引っ張られた。

「きゃっ!?」
「・・・お、っと」

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