(短編)私と先輩の関係
「俺、は・・・」
たどたどしい口調で、彼は話始めた。
「俺は、お前と会ってから・・・たまにお前を学校で見かけたら、目で追いかけるようになってて・・・・でも、先生もいたし、そういうんじゃないと思ってたけど・・・でも、ふとしたときに、考えるようになってて・・・女だから、あり得ないけど、ほんと、こんなこと、あり得ないんだけど・・・・
でも・・・・・
すき、だ」
はっきり、届いた。
先輩の、声。